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まちトークvo.6 戸井田雄さん「まちとアートとコノサキと」
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    AIR475。11/24に開催された「まちトークvo.6」戸井田雄さん「まちとアートとコノサキと」のレポートです。
    このトークイベントは米子市の中心市街地、岩倉町の先頃オープンした、空き家をリノベーションした
    学生のシェアハウス兼地域交流スペースである「岩倉ふらっと」のオープニングイベントでもあります。


    まずはじめに「アートって何ですか?」という問いからはじまり
    戸井田さんは「作家からのメッセージ」であると解説されました。

    また越後妻有や瀬戸芸などに代表されるアートによるまちづくりが
    日本や世界でも注目されていますが、アートが来ることで、まちに
    どんなよいことがあるのか?文化的になる?若い人が集まる?など
    アートの役割など考えさせられました。


    戸井田さんはドイツのミュンスターの彫刻イベントに行かれた時のスライドも
    紹介されました。街中に彫刻作品が設置され、地図を見ながらめぐるうちに
    街のあらゆるものが彫刻作品に見えてくる。という体験など、見るものの
    見方や考え方も価値転換されるのも、アートのおもしろいところであると。

    また、美術館の中にしかれた線路の作品を見せて、これはなんだと思いますか?
    との問いに、作家がユダヤ人で、アウシュビッツの線路であることから、
    意味を知ることで、作品の重さや価値を知ることができるとも。

    戸井田さんは、この作家ダニ・カラヴァンさんの作品などに影響を受けたと話を
    されていました。

    その後、戸井田さんの作品紹介で、一番の衝撃は卒業設計。
    武蔵野美術大学の敷地内に地下空間を自分でスコップで掘って、それを1/1
    作品として発表され、卒業設計日本一でも4位の評価を得られたとのこと。
    迫力の作品でした。

    http://iu-hap.jp/portfolio_section.html
    地域とアートがうまく行くには、作品がいいだけでもなくて、その地域の方の意気込みが強くて
    うまく作品やその他の人々とコミュニケーションがとれることが大事なのではとのことでした。
    そんな中で、アートはあくまで媒介役であるということ。

    また戸井田さんは、その場所でしか成立しないアートを意識されいて、
    その場所のもっている力を生かす作品づくりを意識されていると。
    このようなアートは現代美術の中でもサイトスペシフィッックアートと言われるそうです。
    今回のAIR475の名店街の敷地でどんな作品づくりがされるのか、作品公開までは
    おたのしみにということで、話を終えました。

    後半の質問など会場とのやり取りは、学生から作品づくりなどのアドバイスを求める
    声もあったり、活発にやりとりがなされました。

    参加いただいた皆様ありがとうございました。
    | *AIR475 × 鳥取藝住祭 | 22:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
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