バス停の観察
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    皆さんは米子市内のバス停についてどのような印象をおもちですか?
    公会堂や市役所前のもの、そのほか目立つ色をしたものもありますね。
    バス停などのストリートファニチャーは、それほど目立たなくても
    存在が認識でき、雨がかからない程度に屋根があれば機能としては
    十分なのですが、街にある施設としての公共性を考えるとデザイン
    を無視できないのではないでしょうか。
    それは単に目立てばいいというのではなく、何かそのまちのエッセ
    ンスやメッセージを表現するものがあると、そのまちの印象が変わ
    って見えてくるのではないでしょうか。
    写真は、岡山駅前通りに設置されているバス停です。
    ガラスとスチールのフレームで構成され、色やかたちもシンプルな
    表現ですが、屋根が緑化されていることで街路樹と一体化してこの
    駅前通りの雰囲気を緑豊かにしています。
    さまざまな都市や街を訪れる際、このようなバス停やストリート
    ファニチャーを観察してみるのもいいと思います。
    | 建築・まちづくりのこと | 12:45 | comments(1) | trackbacks(0) |
    建築の寿命(いのち)
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      またまた久々です。


      今回は建築の寿命についてです。


      最近見た建築雑誌(確か新建築)で新しい建築作品を紹介するその写真の中に、以前働いていた事務所の作品(ホテル)が遠景で小さく写っていて、その建物の上に、なにやらタワークレーンらしきものが乗っかっており、もしやと思い、上野まで行ってきました。そして、不忍池まできて見たのが上の写真。
      近隣から景観的にどうかとか指摘されたこともありましたが、そのシンボリックなエレメントは、60年代のメタボリ(メタボリックシンドロームではありません)建築の結晶です。このホテル建築(旧ホテルソフィテル東京)、わずか15年という短命で、このような姿となってしまいました。まことに残念です。
      ちなみに、写真右側の高層建物は最近出来たらしいタワーマンションのようで、こちらはデザイン的にはごらんの通りの姿ですが、こちらは近隣からはすんなり受け入れられているのか、知りたいところですが。


      ここ最近、高度成長期に日本の建築界を牽引してきた建築家(巨匠)たちの建築が次々に解体された、若しくはされようとしています。
      コノ建築家(菊竹さん)の作品は他にも東国春知事で注目を集めている宮崎県の都城市というところの市民ホールが、議会決議により解体が決まったと先ごろ報じられてました。
      また、都知事選で頑張られた黒川さんの中銀カプセルタワーやソニータワーなども同じ状況のようです。


      建築はいつまでも新しいままではなく、当然古くなるわけで、ただ古くなることでまちにとって負のイメージになるとか、機能しなくなったとか、また、公共建築の場合維持管理に多額の設備投資が必要になるなど現実的な問題もあり、すべて同じようには考えられないとは思うのですが、我々の考えや行動で少しでもこうした建築遺産の寿命が長くなるのであれば、何とかしたいところですが。。。。。
      | 建築・まちづくりのこと | 13:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
      この人はなに?
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        なにもの?

        久々です。
        今回は、こんな人もいるのか?という少し前向きな話です。

        先週末の午前中、東京は日本橋近くを歩いていたときのことです。
        日本橋の橋の手前を歩いていたら、トランペットの演奏が聞こえてきまた。
        休日だし、人通りもまばらだし、若者かストリートミュージシャンが練習でもしているのかと思い特に気にしないで歩いていたら、その音は徐々に大きくなり、橋のすぐ脇のちいさなサンクンガーデン(歩道脇の道路面より下の小さな公園)から聞こえてきていました。どんな人が演奏してるのかとちょっと様子をうかがってみると、予想に反して50代前後のごく普通のオッサンが一人この暑いのにダラダラ汗を流しながら必死な形相で吹いている。さらにそのオッサンのまん前には何やら建築のA1サイズのプレゼンパネルが10枚程度並べられている。パネルには日本橋再生の計画案がCGでなく見事な着彩フリーハンドの表現で描かれている。
        このミスマッチな雰囲気の中でこの人はいったい何者?と思いながらパネルをじっと見ていると、その人は突然演奏をやめて機関銃のようにしゃべりはじめました。
        なんでも、彼は小さい頃から日本橋で育ち、比較的最近までここで設計事務所を構えて都市計画や建築の仕事をしていたらしい。このまちに対する思いが強く、日本橋がこのままではまずいと思い、自分でインフラ整備を含んだ建築プロジェクトを立案した。行政や都市関係各所に提案したが聞くだけ聞いておしまい。こうなればとことんやろうと思ったのか、現在彼は仙台の大学で教鞭をとっているため生活の主軸は仙台にあるにもかかわらず、この1年半の間ほとんど毎週末上京してこの同じ場所でこのパフォーマンスをしているのです。
        反響はあるのか聞いてみると、関心ある人ない人様々。しかし、興味を持ってみてくれる人とコミュニケーションするのが楽しいし、そこにやる意味を感じているようだ。今後は様子を見ながらあと半年は続けたいとのこと。
        こうして毎週末つづけるからには彼なりの着地点があると思うが、なかなか一人で出来ることではないし、同じ建築人としてこのエネルギーには脱帽してしまった。
        | 建築・まちづくりのこと | 01:38 | comments(1) | trackbacks(0) |
        このごろごろ。。。その壱
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          こんにちは、しろえだです。
          すみません、順番が来ていたのに何を書こうかと考えていたら今日になってしまいました。

          というわけで、今日はちょっと自分の関心事のひとつでも書こうかなと。。。


          みなさん(塾生だけではないですよ。。。広くみなさんです)は、お住まいの住宅に使われている木材がどこで育ってきたかご存じですか?
          木材だけではなく、いろんな材料がどんなものかご存じですか?
          そして、それを一つの『住まい』にしてくれた方々とそのお仕事をご存じですか?

          私は恥ずかしながら、建築に携わる身でありながら詳しくはまだわかっていません。
          日々勉強中です。


          学生の頃(といってもつい最近ですが。。。)、「建築」について学んでいたんですが、そんな当たり前のことを知らない自分に気づきました。
          と同時に、環境系の大学に通っていたこともあり、これからの建築を考えて(活動して)いくにあたって、環境問題と建築は切っても切れない関係にあることから、一つのテーマに絞って研究と絡めて活動をしてきました。
          それは、地域材を使った住まいづくりです。(前説が長くなってすみません。。。)
          続きを読む >>
          | 建築・まちづくりのこと | 18:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
          僕と建築
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            副塾長の山崎です。
            簡単なプロフィールについては、メンバーのページを見て頂くとして、自己紹介を兼ねて、僕と建築との繋がりについて少しお話したいと思います。

            家が建築関係の仕事をしていた訳でもなく、特に美術が得意な方でもない僕が、建築に興味を持ったきっかけは、おそらく中学と高校の時に自宅の増築(子供部屋)に関った(といっても、大工さんと話をした程度)という単純な事だと思いますが、全て建築学科を受験しているので、それなりに何か惹かれるものがあったのかもしれません。当時、「新建築」などの建築専門誌とは全く縁がなく、建築家の名前さえ知っているはずもなく(実は、友人の中にはすでに「新建築」を読みふけり、建築家“丹下”の名前などは知っている人が、何人かはいたのですが、後に、その友人達と港区や渋谷区をよく歩き回って、建築や街並を見ていたけど、今思うと結構楽しかった)、大学生活が始まって、材料力学等で数学の延長のような事を一生懸命やっていた記憶があります。(イマ、ヤクニタッテイルノダロウカ?)
            設計製図の最初の課題「住宅」で、初めて設計にかかわる事になるのですが(建築の設計の基本は"住宅"であるというのは今も変わっていないと思う)、その当時、東、黒沢、鈴木、林、宮脇、山下氏等、非常に気になる建築家たちの存在があり、その住宅作品に興味を持つことで、建築の設計という世界に深く入って行く様になったのだと思います。
            特にその中の一人宮脇檀氏は、今でも多大な影響を受けた建築家の一人だと思うし、師である吉村順三氏や芸大系の建築家の方々の住宅を見ると、「暮らしやすそうだなあ」と思わず感心してしまう(のは、僕だけ?)。宮脇氏は98年10月に62歳で亡くなられたのですが、その設計姿勢や活動、暮らし方「かっこよくしないと気がすまない」などや、建築(住宅)についてわかりやすく話されるその言動についても、参考になる事はたくさんあると思うのです。(建築家 「宮脇檀(みやわき まゆみ)」については、別の機会にあらためて…)
            という事で、住宅のこと、それをとりまく生活や住まい方などや設計の事について、宮脇氏の書かれた本を読まれる事をお勧めしたいと思う。(米子図書館に数冊あったし、県立図書館の蔵書もリクエストをすれば、送ってくれます)。
            出版日が少し古いので、現在の社会状況と多少違うところはあるけれど、基本的なことはまったく変わっていないし、楽しく読める本ばかりです。実は、このコラムを書くうちに、本棚の宮脇氏関連の作品集や書籍に再度目を通す事になってコラムの書き上げが遅くなってしまいました、と言い訳をさせていただいて今回はこれまでとします。
            | 建築・まちづくりのこと | 10:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
            塾生のひとりごと
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              こんばんわ。
              スタートしはじめたので一安心です。

              先日丹下健三さんがお亡くなりになられました。
              現代建築の中での日本というものに大きな影響を与えた人なのだと思います。
              が、僕には近いようで遠い方です。
              これは地域的なものではないかと思っています。
              丹下さんといえば、子供の頃に広島の原爆資料館をみたとき、
              建物の性格や地の持つ性質とは別個に、とてもこわい雰囲気の建物だなと思いました。
              同じような感覚を建築を学びはじめて、アルドロッシのガララテーゼの集合住宅にも感じました。
              それ以来、建築の表情や建築のもたらす表情にとりこです。
              米子はどうかなぁ…
              | 建築・まちづくりのこと | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
              建築塾コラムスタートです....
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                はじめまして。米子建築塾の八田です。
                米子建築塾は、米子の建築好きが集まって「みんなで何かしょいや(米子弁)」
                ということではじめた集団です。それぞれが日頃、建築の設計や研究等に携わりつつ「米子のまちや建築、もう少し何とかならんかいなぁ」という問題意識をもって活動しています。
                グループ結成後1年半が経過しましたが、順調に活動をしてきています。

                さて、先日、建築家で東大土木の教授でもある内藤さんの講演を聞く機会がありました。講演のテーマは「建築の手前にあるもの、向こうにあるもの」。氏の言う手前にあるものとは帰ってくる場所や原風景であり、向こうにあるものとは今だ見たこともないような変わった造形世界のことを意味する。コンペなどの例をみるように建築デザインの世界が何か向こうにあるものを追い求め過ぎているのではないかと指摘し、建築の世界から一歩外へ飛び出すことで随分見えてくるものがあるとも語っていました。そういえば、近頃世間を騒がせているライブドアやフジテレビの話題で株式会社は誰のものかという議論がありましたが、それをまち並みや建築に置きかえると、建築や風景はだれのものかと問われれば個々の持ち主のものであると同時に景観についてはまちに住む人々や社会のものと言えるのではないでしょうか。建築家の一方的な自己表現の結果であるとか個々の持ち主の自己満足のためだけではないと考えますがいかがでしょうか。



                | 建築・まちづくりのこと | 21:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
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