ここでちょっとAIR475の会場である「名店街」をご紹介したいと
おもいます。米子の中心市街地の
法勝寺商店街。
老朽化したアーケードを撤去してすっかり様子が変わりました。
この一角に名店街はあります。昭和40年代のはじめにつくられたそうで、
2mほどの通路の両側に長屋形式のちいさなお店がぜんぶで22件ならんで
います。通路には屋根もあって名店街共用の便所があったりします。
50mほどある通路は、かつて米子城の外堀だった道路にぬけるので、
道路のように利用されていますが建物の内部通路なのです。
ショッピングモールの原型と言うこともできるか。。。
戸井田さん曰く、「街のなかにある小さな街」
そんなふしぎな雰囲気のある場所です。
かつては賑やかだったと(かすかな記憶が。。)おもいます。
カレーの名店「とんきん」さんや知る人ぞ知るそばや「盛屋」さんも
かつてはここで営業されていたそうです。現在は2店舗が営業するのみ。
戸井田さん曰く「少し前の時代がそのまま保存されている場所」。
私たち米子建築塾がアーティストレジデンスをやるにあたって、
場所をいろいろあたりました。
まえからここの独特の空間が気になっていて、このちいさな店舗たちを
つかって展示などしてみたらおもしろいだろうなと考えていました。
今回それが実現すること、とてもワクワクしています。
下は名店街の展開写真です。
小さすぎてわかりませんね。。なにしろ全長50mですから。
一つの店舗はこんなかんじなのです。
狭い間口なのにドアがふたつ並んでいますね。片方はちいさい。
なんででしょう?
答えが知りたい方は、ぜひ14日からの展示にお越し下さい!